ソフトコンタクトレンズの外し方のコツ

お手上げな女性

ソフトコンタクトレンズのユーザーなら、誰もが一度や二度は「コンタクトが外せない!」「滑って取れない!」という思いをしたことがあると思います。現在進行形で悩んでいる人もいるかもしれませんね。

コンタクトレンズが外しにくいというのは初心者の人にありがちトラブルですが、使用歴が長い人の中にも、外すのが苦手な方は結構います。私が働いている眼科にも、時々、「夜レンズをはずせなかったからそのまま付けて寝てしまった」なんて方がやってきます。非常に危険ですね。

この記事では、ソフトコンタクトレンズが外しにくいという皆さんのために、コンタクトレンズ外し方とコツについて書いています。

コンタクトレンズの付け外しは、コツさえ掴めば簡単に行なえるものです。帰宅直後や就寝前の時間に煩わしい思いをしないためにも、ここでしっかりとコツを掴んでおきましょう。

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ソフトコンタクトレンズが外しづらい原因

まずは外しづらい原因をチェックしておきましょう。だいたい、以下の3つのどれかが外しづらさの原因になっていると思います。

1. 乾燥などでレンズが目にぴったりとくっついている

コンタクトレンズが乾燥すると目にぴったりと貼り付き、外しづらくなります。また、シャワーの湯が眼に入るのも、レンズが目に貼り付く原因になります。

2. そもそもレンズ自体がすべる

同じソフトコンタクトレンズでも、製品によってレンズの質感は異なります。レンズ素材が違うことも勿論ですが、含まれている水分の量、レンズの厚み、表面加工の有無でも質感は微妙に異なってきます。

3. うまくレンズをつまめていない

レンズを外すのが苦手な方のほとんどは、ちゃんとレンズをつまむことができていません。これがきちんとできている人は、外す時にレンズが多少乾いていたり、もともと滑りやすいレンズであったとしても関係なくはずすことができます。

ソフトコンタクトレンズの外す前の下準備

では、これから具体的にコンタクトレンズの外し方を確認していきます。まずレンズをはずすための準備をしましょう。

  1. 髪が長い人は、髪を左右に分けちゃんと目が見える状態にする。
  2. 手を洗い、清潔にする。
  3. 指でレンズに振れ、眼の上きちんと動くことを確認する。
  4. レンズが眼に貼り付いている場合、瞬きをして涙を出す。目薬でも可。
  5. 再びレンズが動くかを確認。まだ動かないという場合は瞬きを繰り返す。

コンタクトレンズを外す際、ちゃんとレンズを潤わせるのはとても大切なことです。潤いが不十分だと、レンズが目に貼り付いてしまっている可能性が高く、それを無理にはずそうとすると、角膜に傷ができる原因になります。

まばたきをしても充分に涙が生成されない場合は、目薬を使うのもいいでしょう。この時使う目薬は、防腐剤などが入っていない、コンタクトレンズを付けていても使用可能な人口類液タイプのものにしましょう。おすすめはソフトサンティアですね。

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ソフトコンタクトレンズの外し方・手順

では、早速コンタクトレンズを外していきましょう。

1. 指をちゃんと拭く

指が濡れていると、レンズとのあいだに摩擦が生じにくく、つまもうとしてもツルツルと滑ってしまいます

また、瞼を抑える際にも滑りやすくなってしまうので、きちんと拭いておきましょう。

2. 鏡を見る時は、少しあごを引いて上目遣いで

顔と鏡の角度が平行になっていると、意外と外しづらいものです。少し顎を引きましょう。

3. 両手の中指でまぶたを引っ張る

利き手の中指で下まぶたを、非利き手の中指で上まぶたを引っ張ります。この時、指が瞼の縁(睫毛が生えている部分)から離れ過ぎていると目がしっかり開けられません。なるべく縁の部分に指を当てましょう。

4. レンズの下半分をつまむ

レンズにはつまみやすい部分とそうでない部分があります。レンズ中心部分をつまもうとすると滑りやすいので、下半分をつまむようにしましょう。この時、まばたきは我慢します。まばたきを1回でもしてしまうと、3でまぶたを引っ張った意味がなくなってしまうからです。

5. 押しつまむことを意識する

下半分をつまむことを意識してもうまくいかない場合は、痛くない程度にレンズに指を押し当てるようにしてつまみしょう。レンズがはずしにくいという方のほとんどは、レンズつまもうとする指がレンズ表面で滑ってしまっていることが多いです。

レンズが眼を覆っているあいだは指で触れても問題ありません。しっかりと指を当て、「押しつまむ」ことを意識しましょう。

6. それでもはずせない場合

1~5までのことを実践してもはずしにくい場合は、指先をほんの少しだけ濡らしてみるのも手です。もし、左右のどちらかの目だけはずしにくいという場合は、鏡を見る際に黒目の位置がちゃんと目の真ん中にくることを意識してみましょう。

黒目の位置が目の端にあると、瞼の開き具合がレンズ直径よりも小さくなってしまうので、絶対にはずせません。

どうしてもはずせない方へ

1~6までのことがちゃんとできていてもはずせない場合は、眼科に行きましょう。自分で無理な外し方をすると眼を痛める可能性があります。万が一の時はプロの力に頼るのが一番です。

ただ、はずすことを諦めないことも大事です。自分ではいくらやってもはずせないという人でも、眼科検査員がやると案外あっさり取れる場合があります。もちろん、眼科検査員はそれが仕事なのではずせて当然ですが、私たちだって初めからレンズをはずすのが上手かったわけではありません。

私も元来は不器用な人間なので、初めて患者さんにレンズの付けはずしを教えた時はかなりかなり苦戦した記憶があります。

眼科検査員と一般のコンタクトレンズユーザーの最も大きな違いは経験数です。逆に言えば、経験さえ積めば、どんなにはずすのが苦手だった人でも必ずレンズをはずせるようになります。次第にコツがわかってきます。

肝心なのは諦めないこと。まずはすぐ投げ出さずにしっかり練習をしていくことが大事です。もし寝る前にレンズがはずせなくて困っても、パニックは起こさずに、落ち着いて、この記事書かれていることを思い出してみてください。

無理にはずすのが一番危険です。身近なところに自分よりコンタクトレンズ歴が長い人がいるのなら、その人に相談してみるのも1つの手でしょう。

レンズがはずせない方のための最終兵器

皆さんは「メルル」という道具を知っていますか?
ソフトコンタクトレンズの付けはずしが苦手な人のために開発されたアイテムです。

メルル(meruru)

端的に言えば、コンタクトレンズをはずすためのピンセット。先端にゴムが付いているので目を傷付けることなくレンズをはずすことができます。ゴムは指に比べレンズとのあいだに摩擦が生じやすいので、レンズを外す難易度も下がります。

参考リンク

気になる方は、以下のリンクをクリック。当サイト内のメルル紹介ページです。

ソフトコンタクトレンズの付けはずし機器「メルル」の使い方・口コミ・通販

メルルとは関係ありませんが、はずせないだけでなく、付けるのも苦手という方はこちら。

コンタクトレンズが上手く付けられないという人はこちら

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コンタクトレンズ初心者ガイド