日本のコンタクトレンズメーカー「シード」が男性向けのカラコンを発売することを正式に発表しました。名前は「プラスモード ワンデー オム」。
シードの公式サイトを見ても、たった15秒の短い動画があるだけで詳しい情報はほとんどわかりませんが、どうやら2015年4月1日より、各店舗での取り扱いが始まるようです。
追記：プラスモードワンデーオムの発売に伴い、詳細ページを用意しました。この記事に書かれていることは過去の情報になります。以下の記事への移動を推奨します。
プラスモードワンデーオムのオムって？
「オム（Homme）」とはフランス語で男性を意味する語。つまりプラスモードワンデーオムは名前からして男性向けだということです。
シードなどの大手メーカーが男性向けのカラコンを発表するのは、実はこれが初めてだったりします。シードはこのレンズで、「カラコンを使いたい男の人たち」という新たな顧客層の開拓を狙っているみたいですね。
カラーは何種類？
プラスモードワンデーオムのカラーは「ビジネス（黒）」と「プライベート（茶）」の二種類です。公式サイトの映像を見る限り、サイズ的にも色合い的にもあまり目立たない自然な見映えなので、「プライベート」の方もビジネスシーンで使えるのではないかな、と思います。
シードのカラコンと言えば……
シードは既に、女性向けカラコンとして「アイコフレワンデーＵＶ」というものが販売しています（アイコフレワンデーＵＶの詳細はこちら）。
おそらく、プラスモードワンデーオムは、このレンズの色味や着色部分の直径を変えたものではないかと思います。レンズ自体の材質や設計はそのままで見た目だけを変更して、男の人が付けても派手になりすぎないようにしているのではないかと。…あくまで推測ですけどね。
追記：本日（2015/3/28）眼科にレンズが届いたので確認しましたが、プラスモードワンデーオムの着色部分の直径は13.5mmと意外にもアイコフレより大きめでした。
「男性向けカラコン」であるメリット
プラスモードワンデーオムが「男性向けカラコン」である最大のメリットは、やはり男の人でもカラコンを付けやすくなる点にあると思います。
カラコンと言うと、どうしても女の人のアイテムというイメージが強いものです。そんな中、男性がカラコンを付けていれば、「え、何でこの人カラコン付けてんの？」「男なのにカラコンって」などという印象を持たれてしまうことも多々あると思います。
しかし、プラスモードワンデーオムはあくまで男性用です。メーカーが大々的にそう謳ってるのだから、男の人が付けていてもおかしくありません。異性や同性にカラコンを付けていることを気付かれても、「これ男用のカラコンだから」と切り返しやすくなると思います。
シードのようなＣＭをやっている大手メーカーがこのようなレンズを売り出したのは、カラコンを使いたい男の人たちにとっては朗報です。ＣＭやユーザーの口コミにより、「男性向けのカラコンがある」という認識が世間に広まれば、男の人だってもっと堂々とカラコンを使っていくことができるでしょう。
再度お知らせしますが、プラスモードワンデーオムの発売は２０１５年４月１日。アイシティなどの大手販売店でも取り扱いが始まるようです。ネット通販ショップで取り扱われるのはまだ少し先の話になるでしょうが、取扱うショップが現れ次第、当サイトにも情報を掲載していきたいと思います。
参考リンク
当サイト内の詳細ページです。よかったら参考にしてみてください。