バイオフィニティトーリックの通販価格比較・評判口コミ・詳細データ

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「トーリック」とは、乱視用レンズのこと。
クーパービジョン社から出ている人気の2week、バイオフィニティの乱視用です。

※このページでは、クーパービジョンが製造・販売を行なっているバイオフィニティトーリックの詳細や口コミのまとめ、ネット通販で安く買うための価格比較などを行なっています。

バイオフィニティトーリックとは?

バイオフィニティトーリックは世界シェア3位のコンタクトレンズメーカー、クーパービジョンが製造・販売を行っている2week乱視用のコンタクトレンズです。数ある2week乱視用の中でも特に評判が高い製品ですね。

バイオフィニティトーリックの評判が良い理由としては、やっぱりそのつけ心地の良さが挙げられると思います。

乱視用のレンズは、普通のレンズに比べるとどうしても厚みが出てしまいます。加えて素材がシリコーンハイドロゲルとなると、その材質上、どうしてもレンズが硬めになるので違和感が出やすいのですが、バイオフィニティトーリックの場合は高い含水率滑らかなレンズ設計により、違和感が極限まで解消されています

他のクーパービジョン製品と同様、乾きや汚れに非常に強い(時間経過による違和感が出にくい)ので、一度処方した方のほとんどはリピーターになりますね。

また、体感的にはわかりづらいですが、元のバイオフィニティと同様、2week乱視用の中ではトップクラスの酸素透過率を誇っていることも魅力の1つ。

酸素透過率の1位はジョンソンエンドジョンソンのアキュビューオアシス(酸素透過率:129Dk/L)ですが、眼の疲れにくさ、装用感、乾きにくさなど総合的な比較を行うと、バイオフィニティトーリックの方が評判は良いかな、という印象を受けます。

ただ、表面がツルツルしており、よくも悪くも眼にきちんとフィットするので、取り外しがしづらいという声もしばしば。初めて使う方は一度眼科でのお試しを推奨します。

バイオフィニティトーリックのネット通販価格比較

バイオフィニティトーリックに限らず、クーパービジョンの製品は日本のネット通販ではなかなか買えません。というのも、クーパービジョンの日本法人、クーパービジョン・ジャパンがネット通販に規制を設けているためです。クーパービジョンの製品を買いたい場合は、海外に拠点を置く輸入代行ショップを利用する必要があります。

以下に、マイデーが買える信頼性の高いショップを一覧してみました。

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備考 1箱辺りの価格はレンズモードより高いですが、送料無料なのでトータルでは最安値です。 バイオフィニティトーリックが最安値で買える数ショップです。 バイオフィニティトーリックが買える数少ないショップの一つです。 バイオフィニティトーリックの取り扱いはありません。
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バイオフィニティトーリックを買うならレンズラボが最安値。私も日々お世話になっているショップです。届くまでの日数はだいたい5日〜10日程度ですが、乱視用の場合はちょっと長引くかもしれません。ただ、これでも海外拠点のショップの中では早い部類に入ります。

クーパービジョンは日本でもアイシティなど大手販売店から推奨されているメーカーです。眼科関係者からの信頼も厚く、ユーザー数は年々増加の傾向にあります。

レンズラボ「バイオフィニティトーリック」の商品ページ

バイオフィニティトーリックの口コミ・評判

アバター 30代 OL

毎日、長い時間コンタクトレンズを使用します。パソコンやスマートフォンも、かなり使います。

乱視入りのコンタクトレンズは今まで複数使いましたが、バイオフィニティトーリックはいままでのものより、汚れにくい、乾きにくい、疲れにくい、と感じています。

アバター 27歳 自営業

バイオフィニティ乱視用はつけ心地が本当に素晴らしい!とても柔らかく、眼に良くなじんでくれて、着けていることを忘れさせてくれます。10時間近く着けっぱなしでも、乾きやゴロゴロ感はほとんど感じません。潤ってるな、と感じます。

裏表がわかりやすいのもGOOD。乱視が弱い時は、近視用の普通のバイオフィニティを使っていてよく裏表を間違えて着けていたんですが、乱視用と近視用とでけっこう形状が違うんですね。裏になると、レンズ形状がクシャッとなるのですぐわかります。

レンズがすごく柔らかいのに、形状保持性が高くて眼に入れやすく、すぐに眼にフィットしてくれます。乱視軸が合うまでに少し時間がかかることもありますが、眼科の検査員の方が言っていた通り、瞬きを意識的に繰り返しているとすぐに合ってくれて、よく見えるようになります。

しかし、バイオフィニティを使っている時にも思ったのですが、クーパービジョンの製品って素晴らしいです。チバビジョンも良いメーカーですが、レンズが全体的に硬いのがあまり好きになれず、ジョンソンに関しては、知名度だけが先行していない?という感じがあったので、自分はクーパービジョンを一番おすすめのメーカーとして推奨したいです。

これからもきっとバイオフィニティやクーパーの新作を使いつづけると思います。

アバター 31歳 会社員

今までアルコンのエアオプティクス乱視用を使っていましたが、それらに比べると素材が格段に柔らかく、水分が多く含まれており、目への負荷がだいぶ軽減されているように感じます。

買ったのは、コンタクトのアイシティ。バイオフィニティトーリックを出しているクーパービジョンというのは、店員さんに勧められるまで今まで聞いたことのない名前でした。

勧められるがまま眼科で試しましたが、値段も決してやすくはないですし、「これ、大丈夫なんかな?」「あんまり変化なかったら今までの継続しよ」とあまり乗り気ではありませんでした。

しかし実際に付けてみると、店員さんが勧めてくるのがよくわかるつけ心地の良さでした。すごい自然な感じがして、大げさな例えではなく、眼に入れている感じがしませんでした。聞いた話によれば、エアオプティクス乱視用は2weekの乱視レンズの中でも特に固い部類なんですね。知りませんでした。

普通に継続はしたいですが、お店で買うとやっぱり少し高いので、次からはネットでの購入になるかと思います。

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バイオフィニティトーリックの詳細データ

基本データ

メーカー クーパービジョン
タイプ 2week
素材 シリコーンハイドロゲル
枚数 6枚
含水率 48%
酸素透過係数(Dk) 128
酸素透過値(DK/L) 116
レンズ中心厚(CT) 0,11mm(S-3.00)
ベースカーブ(BC) 8.70mm
レンズ直径(DIA) 14.5mm
UVカット

製作範囲・規格

ベースカーブ(mm) 8.70mm
近視度数

乱視軸90、180の場合

+5.00D ~ +0.25D(0.25step)
±0.00D ~ -6.00D(0.25step)
-6.50D ~ -10.00D(0.50step)
乱視度数

乱視軸10、20、160、170の場合

-0.75、-1.25、-1.75、-2.25

乱視軸(°) 20、90、160、180
レンズ直径(mm) 14.5mm

乱視軸(AX)90°、180°の場合
近視度数(D) +5.00D ~ +0.25D(0.25Dステップ)
±0.00D ~ -6.00D(0.25Dステップ)
-6.50D ~ -10.00D(0.50Dステップ)
乱視度数(D) -0.75、-1.25、-1.75D、-2.25(※)

乱視軸(AX)10°、20°、160°、170°の場合
近視度数(D) +5.00D ~ +0.25D(0.25Dステップ)
±0.00D ~ -6.00D(0.25Dステップ)
-6.50D ~ -10.00D(0.50Dステップ)
乱視度数(D) -0.75、-1.25、-1.75D、-2.25(※)

※-2.25Dはどの乱視軸でも-7.00Dまでの製作になります。

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バイオフィニティトーリックを使うメリット

1. 高い酸素透過性

乱視用のレンズは、構造上、通常タイプのレンズよりも少し厚くなってしまいます。レンズの厚みが増すということは、その分酸素が透過しにくくなることになります。

通常のバイオフィニティは160Dk/Lという脅威の酸素透過性(全2week中NO.2)ですが、バイオフィニティトーリックになると116Dk/Lまで下がります。

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バイオフィニティトーリックと非シリコンレンズの酸素透過係数の比較

image by クーパービジョン公式HP

それでも、116Dk/Lという値は乱視用2weekの中ではトップクラスの値です。乱視用レンズでこれだけ酸素透過性を実現できているのは、バイオフィニティを含む数種のレンズに限られます。

2. 独自の素材による圧倒的な乾きにくさ

バイオフィニティには、クーパービジョンが次世代素材と謳う「ナチュラルウェッタブルシリコーンハイドロゲル」が使用されています。

この素材について公式サイトで詳細を見てみると従来の疎水性シリコーンモノマーと比べると5倍以上のうるおい持続力を持つ独自の親水性シリコーンマクロモノマーを採用と書かれています。

専門用語が連続でややこしいですが、要は「今までのシリコンとは違うまったく新しいハイスペックしりこんですよ!」ということです(ざっくりとしすぎかな)。

ただ、実際にバイオフィニティを使ってみると、メーカー側の主張もなんとなく了解できるのではないかと思います。バイオフィニティのつけ心地の良さ、乾きにくさは体感でも十分わかるレベルなので。

普通、乱視用レンズは通常のレンズに比べて厚く、水分を吸収しやすので、乾きやすいと言われています。そのため乱視用レンズのユーザーの中には乾きを改善することを諦めている方も多いです。

そのような方にこそ、バイオフィニティトーリックをぜひ試していただきたいものですね。

3. シリコーンハイドロゲル素材なのに、柔らかい

上でも書いた内容ですね。

シリコン素材のレンズは、従来の素材で作られた製品に比べ基本的に硬いと言われています。

加えて、乱視用レンズはその形状からつけ心地が悪くなりがちです。

しかしこのバイオフィニティトーリックは、シリコン素材の乱視用レンズの中ではかなり柔らかく、装用感がとても良いです。

どれくらい柔らかいかというと、過去に硬いシリコンの乱視用レンズを経験し、抵抗が生まれてしまった方でも「本当にこれシリコンですか」と聞いてくるくらい。

なぜ、シリコンなのにそこまでつけ心地がいいのかというと、非シリコンの部分の素材(上で説明したハイドロゲル素材ですね)や含水率のバランスなどが関係していると思われます。

余談ですが、私の知り合いの眼科医には、バイオフィニティの付け心地に堪えられないようであれば、シリコン素材のレンズの使用は諦めた方がいいと豪語する人もいらっしゃいます。「ちょっと強い意見かな」とも思いますが、「一理あるな」とも思わせてしまうのが、バイオフィニティのすごいところですね。

4. 裏表の判別がしやすい

細かいところですが、バイオフィニティトーリックをはじめとする乱視用のレンズは、レンズが裏返ると歪んだような変な形になります。そのため、裏表のジャッジがしやすくつけ心地の際にストレスを感じないという利点(?)があります。

5. 軸の安定がさせやすい

乱視用コンタクトレンズには軸という概念があります。人によって乱視はぶれる方向がちがうので、この軸がきちんと合ったものを使わないと視力を出すことができません。

乱視用コンタクトレンズには軸がぶれないようにそれぞれ工夫がなされているのですが、バイオフィニティトーリックはプリズムバラストデザインという軸を固定するためのデザインがなされています。これはレンズの下半分を厚くして重り(バラスト)にすることで、軸を調整させるデザインのことです。

乱視軸を固定するデザインには、プリズムバラストデザインの他にもダブルスラブオフデザインというものがありますが、基本的にプリズムバラストデザインの方が軸の安定はしやすいと言われています。

レンズの軸はレンジをよくみることで確認することができますが、適当な方向に入れたとしても瞬きを繰り返しているだけで自然と合ってくるように設計されています。加えてバイオフィニティトーリックのレンズは良くも悪くも滑るので、きちんと正しい方向になりやすくなっています。

もし瞬きを繰り返しても見え方が改善されない時は、一度レンズをはずし、レンズにあるマーク(小さな線のようなもの)が下になるようにレンズを装用してください。

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レンズ下部にある短い線が下側にくるとよく見えるようになる。

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バイオフィニティトーリックのデメリット

1. 外しづらい

これも上で書きましたが、バイオフィニティトーリックは表面がツルツルしており、眼にしっかりフィットするため、外しづらいという声をしばしば聞きます。

そこで1つ、乱視用レンズを外す時のコツをお教えしたいと思います。

バイオフィニティトーリックは、プリズムバラストデザインといって、レンズの下部を意図的に厚くすることで重りがわりにし、眼の中でのレンズの角度を安定させています。角度についての細かな説明は省略しますが、ここでは、乱視を矯正するために必要なものだと思っておいてください。

普通、コンタクトレンズを外す時は、レンズの下側をつまんで取るのが一般的ですが、バイオフィニティトーリックの場合は下側が分厚くなっており、つまみにくいので、レンズの上側を意識的につまむようにするといくらか外しやすいです。

あとは、外す時にちゃんと指が乾いていること。ただ、レンズの方はきちんと潤っていないと眼に張り付いて外しにくい、(痛くなる可能性がある)ので、外す前は意識的に瞬きをするなどして、眼を潤しておくといいでしょう。

2. 価格は安くない

これはデメリットというより仕方のない部分になります。バイオフィニティトーリックは今世に出回っている2week乱視用の中でも特に性能の良いものの1つなので、価格も高めになります。

逆に価格を下げるとそれに伴い性能も下がっていくので、バランスをきちんと考えたいところですね。

ネット通販を使えばいくらかコストは抑えられるので、うまく活用していきましょう。

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バイオフィニティトーリックと他の乱視用2weekを数値で比較

含水率(%)での比較

含水率とは、そのレンズがどれだけ水分を含んでいるかを示す値です。シリコーンハイドロゲル素材の主要な乱視用2week同士で含水率を比較してみました。

レンズ名 含水率
バイオフィニティトーリック 48%
アキュビューオアシス乱視用 38%
フレッシュフィット乱視用 36%
エアオプティクスアクア乱視用 33%

まずまずの含水率ですね。一応、含水率が50%を下回るので低含水レンズに部類されますが、他の製品と比較すると多く水分を含んでいます。

バイオフィニティの装用感が優れているのは、シリコンレンズの中でも比較的含水率が高めだからだと言えるでしょう。

普通、レンズの含水率が高くなるとつけ心地がよくなる反面、乾きに弱くなるのですが、バイオフィニティの場合は素材(ナチュラルエッタブルシリコーンハイドロゲル)が非常に乾きに強いので、高含水の弱点が出にくい工夫がされています。

まあ、48%って高含水ではないんですけどね。非常に上手く調整された値だなあ、と思います。

酸素透過率(Dk/L)での比較

酸素透過率とは、そのレンズがどれだけ酸素を通すか示す値です。角膜は酸素がなくなると細胞が死んでしまったり、いらない毛細血管が増えてしまったりするので、長時間コンタクトレンズをつける方は酸素透過率を意識しておきたいところです。

以下に、シリコーンハイドロゲル素材の主要な乱視用2week同士で酸素透過率を比較してみました。

レンズ名 酸素透過率
アキュビューオアシス乱視用 129Dk/L
バイオフィニティトーリック 116Dk/L
エアオプティクス乱視用 108Dk/L
フレッシュフィット乱視用 91Dk/L

バイオフィニティの酸素透過率は高いですが、通常タイプの時は勝っていたオアシスに負けてしまっていますね。それでも酸素透過性は充分な高さ。

ただ、バイオフィニティも他のクーパービジョン社のレンズ同様、レンズ内の涙が交換がされやすい「周辺部レンチキュラー構造」を採用しているため、酸素供給度は他社製品より高くなっています。

周辺部レンチキュラー構造のイメージ

上の画像を見ていただければわかるかと思いますが、縁の尖ったレンズは目にぴったりと端の部分がくっついてしまうので、レンズの内側に涙がどうしても入りにくくなってしまいます。つまり、涙液交換が行われにくいのです。

涙液交換が適切に行なわれていないと、涙による角膜への酸素供給は滞るだけでなく、眼の渇きを感じやすくなると言われています。

地味に感じるかもしれませんが、眼の健康を考える上では重要度の高いポイントになります。

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