ワンデーアキュビューディファインの後継品。
保湿成分が付加され、乾きにくく、そしてズレにくく改良。
※このページでは、ジョンソンエンドジョンソンが製造・販売を行なっている1dayサークルレンズ「ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイル」についての詳細データをまとめ、ネット通販で安く買うための価格比較などを行なっています。
目次
ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイルとは
ワンデーアキュビューディファインモイストアクセントスタイルは、コンタクトレンズシェア世界1位のメーカー、ジョンソンエンドジョンソンが製造・販売を行なっている1dayのサークルレンズです。
現在は終売となっている「ワンデーアキュビューディファイン」の改良品(後継品)ですね。モイストという名前の通り、従来製品に比べ保湿力がアップしています。
ディファインモイストは、発売当初は3色でしたが、現在は新色が加わって6色になっています。こちらのナチュラルシャインは「モイスト」に生まれ変わった当初から販売されていた1色です。箱のデザインは変わっていますが、カラー自体は前からありましたね。
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(出典:ジョンソンエンドジョンソン公式HP) |
アクセントスタイルのカラーは、ルーセントブラック。黒のサークルが瞳の輪郭をキリッとクールに強調してくれるサークルレンズです。着色部は淡くふんわりしたカラーになっているため、派手に強調しすぎず、凛とした印象を演出してくれます。
他のアキュビューシリーズと同じ様にUVカット機能が備わっているので、紫外線が気になる方にもオススメですね!
ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイルの価格比較
ワンデーアキュビューディファインモイストを取扱っているネット通販ショップ同士での価格比較です。
サークルレンズは、一般販売店で買うと高いので、ネット通販で買うとメリットを最大限に受けられますね。
ショップ | レンズモード![]() ![]() |
レンズオン![]() ![]() |
ベストレンズ![]() ![]() |
レンズクラス![]() ![]() |
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特徴 | 海外に拠点を置く老舗の輸入代行ショップ。送料や届くまでの時間がかかるのがネックですが品揃えは他を圧倒します。 | 国内正規品を取扱っているショップ。アキュビューシリーズが格安で買えます。送料無料セットでの購入がお得。 | 海外に拠点を置くショップ。品揃えは普通ですが、1箱の購入からでも送料が無料になるのが魅力的です。 | 国内正規品を取扱っているため安全!国内店舗なのでお届けが早く、まとめ買いで送料無料になります。アットスタイルからレンズクラスに名前が変わりました。 |
価格1箱 (30枚) |
最安値 2,300円 |
2,820円 | 2,880円 | 2,980円 |
価格6箱 (180枚) |
最安値 15,600円 (送料込み) |
16,740円 (送料込み) |
17,280円 (送料込み) |
17,700円 (送料込み) |
送料 | 800円~ | 全国一律540円 対象商品送料無料 |
送料無料 | 全国一律450円 まとめ買いで無料! |
発送場所 | 海外 | 国内 | 海外 | 国内 |
処方箋 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
備考 | ワンデーアキュビューディファインモイストを買うならレンズモードが最安価。 | ワンデーアキュビューディファインモイストの取り扱いがあります。 | ワンデーアキュビューディファインモイストの取り扱いがあります。 | ワンデーアキュビューディファインモイストの取り扱いがあります。国内ショップなので届くのが早め。 |
ショップ 詳細ページ |
詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
ショップ ページ |
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ワンデーアキュビューディファインモイストは、ジョンソンエンドジョンソンの公式ホームページからでも購入することができます。
ただし、公式で買う場合は眼科で診断を受けて加盟店で専用のコードを受け取り、オンラインストアへの登録が必要となります。
公式から買えるのは安心感があっていいんですが、登録の手間がかかるのと、ジョンソンエンドジョンソンの商品しか買えない(ディファイン以外のサークルレンズはもちろん買えない)というのがネックになります。
こうした色々な制限を受けず、安くワンデーアキュビューディファインモイストを買うなら、ネット通販ショップのレンズモードがおすすめ。私も日頃から利用しているショップで、信頼度も抜群です。
直接商品ページに飛びたい方は下のリンクからどうぞ。
⇒レンズモード「ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイル」の詳細ページ
ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイルのデータ
メーカー | ジョンソンエンドジョンソン |
タイプ | 1day |
グループ | Ⅳ(イオン性高含水) |
度数範囲(PW) | +1.00D,+0.50,±0.00 -0.50D 〜 6.00D(0.25step) -6.00D 〜 9,00D(0.50step) |
素材 | 2-HEMAおよびMAA(非シリコン) |
枚数 | 30枚 |
含水率 | 58% |
酸素透過係数(Dk) | 28 |
酸素透過率(DK/L) | 33.3 |
レンズ中心厚(CT) | 0.084mm |
ベースカーブ(BC) | 8.50mm |
レンズ直径(DIA) | 14.2mm |
着色部内径 | 8.7mm |
着色部外径(直径) | 12.5mm |
UVカット | 有り |
データからわかること
遠視度数がある
+1.00D,+0.50の2つだけですが、遠視度数があります。サークルレンズの中では珍しいですね。
含水率は高め
含水率が高いレンズは多くの水分を含んでいるため、つけ心地がよくなっています。
しかしその反面、水分を失いやすいので、乾きに対しては若干弱めです。
酸素透過性にはあまり期待できない
ディファインモイストは非シリコン製のレンズなので酸素透過率は低め。長時間装用には向いていません。8時間くらいを目安に使いたいところです。
なお、コンタクトレンズ全体で見ると酸素透過率は低めですが、カラコンやサークルレンズだけで見るとかなり高い部類に入ります。サークルレンズを使いたいけれど健康も重視したいという方にオススメですね。
目に有害とされる紫外線を大幅カット
ディファインモイストには、他の「アキュビューシリーズ」と同じようにUVカット機能がついています。目に有害とされている紫外線A波を約81%以上・B波を約97%以上カットしてくれます。
着色直径の大きさはやや小さめ
ディファインモイストの着色直径は、カラコンやサークルレンズの中では小さな部類に入ります。
ワンデーアキュビューディファインとの違い
終売となったワンデーアキュビューディファインは、シェア率1位のジョンソンエンドジョンソンの製品というだけあって、ユーザーもとても多く、人気のある製品でした。
しかし、「乾きやすい」「ズレる」などといった弱点もあり、そういった点がユーザーさんからしばしば指摘されていました。
ネットで口コミなどを見ていてもこういう意見は多く、私が働いている眼科でも、その点を気にされている患者さんは少なくありませんでした。
まあ、サークルレンズも結局のところカラコンなので、クリアレンズに比べて乾きに弱くなっちゃうのは仕方がないですが、ズレるのはカラコンにとって死活問題ですね。見た目がおかしくなってしまうので・・・。
ディファイン「モイスト」になることで弱点を解消?
ディファインが「乾きやすい」「ズレる」という認識はジョンソンエンドジョンソンにもあったようで、改良品の「ディファインモイスト」はちょうどその2つのウィークポイントを補うように作られました。つまり、従来製品に比べてうるおいが持続しやすく、ズレにくくなったということです。
ただ、「ディファイン」から「ディファインモイスト」になったことで変わったのは、公式サイトや私が働いている眼科に送られてきた資料を見る限りではケース内の保存液だけみたいですね。レンズの構造に一切の変化はありません。
これは、同じジョンソンエンドジョンソンのクリアレンズ、「ワンデーアキュビュー」が、「ワンデーアキュビューモイスト」になった時とまったく同じですね。あくまで変わったのはレンズを浸している液体のみ。レンズ自体の形状や性質にはまったく手が加えられていません。
乾きへの対策はともかくとして、ケース内の保存液に保湿成分をプラスするだけで「レンズのずれ」が対策できるのでしょうか・・・。
色々疑問が残るところですが、「モイスト」になったことで値段が特別上がったわけでもないので、「同じ値段で前よりもっと良いものが買えてラッキー」くらいに思っておくのがいいかと思います。
ディファインモイストはサークルレンズの中でも品質の良い部類に入りますが、あくまでサークルレンズ。過度な期待はNGです。
ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイルの評判・口コミ
私がネット上で集めた評判・口コミを紹介します。
ディファイン 2weekを使用してました。モイストを試したくなり、購入に踏み切りました。瞳にピッタリ吸い付く感じです。
外側の透明な部分が普通のディファインより少し大きい気がします。あくまでも、気がするだけです。
そのおかげか、視線を動かした時の、コンタクトのズレがないですね。
あ!そういえば、新しいコンタクトを開けて指に出して、広げたところ、破けました!優しく触ったんですが、優しさ不足だったようです。ガーンΣ(゚д゚lll)引用:楽天市場みんなのレビュー
この方はもともと2weekのディファインを使っていて、それから1dayのディファインモイストに切り替えたようですね。
「外側の透明な部分が普通のディファインより少し大きい気がします」とおっしゃっていますが、2weekディファインの直径は14.0mm、ディファインモイストの直径は14.2mmなので、レンズ直径は実際ディファインモイストの方が少し大きいことになります。
この方が装用感の違いを感じたのはレンズの形状が変わったことによる影響が大きそうですが、「瞳にピッタリと吸い付く感じ」「コタクトのズレがない」とおっしゃっているところをみる限り、ディファインモイストが従来製品に比べてズレが少ないのは確かなのかもしれませんね。
期待していたほど使用感はかわりませんでした。
色素が濃い方なので他の新作も試して、自分に合う色を見つけたいと思います。(^^)
出典:Yahoo!ショッピング
ただ、この方のように、装用感があまり変わらないという方もいました。つけ心地には個人差があるので、ネット通販ショップで買う場合でもなるべく眼科でお試ししてもらいたいところです!
7年程前から愛用してますが、トラブルもなく安心して使えてます。(他社のサークルレンズは、充血してしまってダメでした…)乾燥も特に気にならないし、レンズが柔らかいので着け心地も良いです!自然に瞳が大きく見えるので、ナチュラルメイクの人にもオススメです!(24歳 / 女性)
出典:@cosme
ディファインモイストは数あるカラコン(サークルレンズ)の中でも特に安全性の高いものの1つです。私が働いている眼科でも、台湾や韓国産のカラコンと比べるとトラブルの報告数も圧倒的に少ないですね。やっぱり眼の健康を考えるなら欧米産のレンズですね。ナチュラルに盛れるのもグッドです!
https://twitter.com/suki2_Skips/status/898557757095165952
ただ、つけ心地と同様、見た目も個人の感覚によってけっこう差が出てきます。着色直径がシリーズ最小の12.5mmで、やっぱり劇的な変化を求める方には少し物足りないのかもしれません。
目だけ載せるとホラー画像みたいだ。
サークルレンズ(ディファイン アクセントスタイル)を初めてつけてみた。
おお〜、すごーい。たのし笑 pic.twitter.com/dODd5zdX7s
— Аканечка (@VermillionTone) July 22, 2017
色素の薄い瞳でアクセントスタイルを使用すると、この方のように瞳が黒・茶色・黒というように三層に別れて見えるようになります。瞳の色素が薄ければ薄いほどコントラストがハッキリするので、より透明感や立体感が増しますね。それが良いか悪いかは別として(個人の好みです)。
アクセントスタイル付けた✨ちゅるん感可愛いし裸眼活かせるし最高やん♥白目も綺麗に見える
8年間なぜ避けていたのか
— moon (@_crystaltokyo) July 4, 2017
やはりアクセントスタイルは、瞳本来の色とのコントラストによる効果が持ち味! これによりちゅるん感(透明感が)増しているようです。
ワンデーアキュビューディファインモイスト アクセントスタイルに対する評価
最後に安全性・酸素透過率・デザインの3点からこのレンズを評価してみたいと思います。
安全性について
カラコン(サークルレンズ)には、性質上、クリアレンズに比べるとどうしても眼への負荷がかかりやすく、品質が悪いものだと目のトラブルの原因になってしまいます。
その点、ワンデーアキュビューディファインモイストは、世界のジョンソンエンドジョンソンが作っているだけあって品質は良好。数あるサークルレンズの中でも特に安全性の高い製品になっています。
実際、平成26年に行われた国民生活センターの人気カラコン安全性調査では、ジョンソンエンドジョンソンのディファインシリーズは、数あるカラコンの中でも特に安全性が高いという判定が下されました。(詳しくは以下の記事を参照)

私も眼科にいらっしゃる患者さんがサークルレンズをご所望された場合にはいつもディファインモイストを勧めるのですが、その理由はこの安全性調査の結果を拠り所にしているところがあります。
色合い・デザインについて
アクセントスタイルは黒系のレンズで瞳をキリッと輪郭強調して、透明感をプラスしてくれるサークルレンズです。
着色直径も小さめですし、黒系のカラーであるため落ち着いた印象を受ける方もいらっしゃるかと思いますが、実はディファインの中では比較的目立つ部類に入るカラーです。

瞳や髪の色が明るめな方だと、「カラコンをしている感」が強く出てしまう可能性があります。良くも悪くも人を選ぶカラーであるため、ディファインの頃からある3スタイル(ヴィヴィッド、ナチュラル、アクセント)の中では人気が低めでした。
私が働いている眼科では、これとヴィヴィッドを比べてもらうことが比較的多いのですが、ほとんどの方が最終的にヴィヴィッドを選ばれますね。

黒のカラコン(サークルレンズ)って、やっぱり難易度が高いです。
アクセントスタイルが似合うのは、やっぱり黒髪の人。瞳の色も黒目だと、上で書いたような「黒・茶色・黒」みたいな見た目になりにくいので、よく馴染むと思います。