ネット通販を使った乱視用コンタクトレンズの買い方

スマホを操作する手

タイトルの通りです。

今回は「アットレンズ」さんという通販サイトさんを例にして、乱視用レンズを購入する手順や、その際に必要なことをまとめていこうと思います。

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必要なもの

乱視用レンズ購入時に必要なものは、自分の目に合ったレンズの正確なデータです。これは普通のレンズを買う場合でも同じですが、乱視用レンズの場合は、普通のレンズよりもさらに眼科さん等で処方してもらったデータが重要になってきます。

というのも、乱視用レンズは近視や遠視の度数だけでなく乱視の度数というものが入っており、さらには普通のレンズにはない軸度という概念が存在するため、素人の方が自分で正しい度数を選ぶことはほぼ不可能だからです。処方箋不要と書かれたサイトで購入する場合でも、必ず処方箋だけは用意し、自分の目に合ったレンズのデータがわかっている状態で購入を進めていきましょう。

実際の購入の手順

ここでは乱視用レンズ「エアオプティクス乱視用」を例に購入までの手順を説明していきます。エアオプティクス乱視用。乾きにくく、酸素もよく通す、非常に性能の高いレンズですね。

では、早速購入の手順を確認して行きましょう。
まずは以下のリンクをクリックしてください。別タブで購入フォームが開きます。(もちろん実際に購入する必要はありません)

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さて、ページを開くと商品の説明と値段が表示されます。そして少し下にスクロールすると、「左目の数値を選択してください」「右目の数値を選択してください」という項目が出てきます。何やら面倒くさそうですが、ちゃんと順を追ってやっていけばそう難しいことはありません。処方箋に書かれた数値をそのまま入力してきます。

一応、入力する必要のあるデータについて簡単に説明しておきましょう。

BC(ベースカーブ)

レンズ内側の曲がり具合のことです。エアオプティクス乱視用の場合は8.7という値しかありませんので、そのまま入力していけば大丈夫です。

度数

そのままです。レンズのパワーを表す数値になります。ここには、処方箋に書いてある「-1.75」とか「+3.50」などといった値を入れてください。処方箋によって表記が異なると思いますが「S」「Sph」「パワー」などと書かれていると思います。

乱視度数

乱視度数は主に「C」「Cyl」「乱視度数」などといった風に書かれているかと思います。乱視度数に+は存在しません。また、コンタクトレンズの乱視度数は「-0.75」「-1.25」「-1.75」「-2.50」などという風に0.5ピッチで記入されています。そのあいだの数値が書いてあることはありません。

乱視軸

乱視軸は「AX」や「軸度」などといった風に処方箋に記載されていると思います。180度以上は存在しません。基本的に乱視度数の隣に書いてあると思うので、間違えることはないかと思います。

以上が乱視用レンズを購入する際に必要な数値になります。乱視用のレンズは以上の項目がすべてわかっていないと購入できませんので、あらかじめ眼科さんにいって自分の正確な度数を知っておきましょう。コンタクトと眼鏡は違うので、眼鏡屋さんでもらった処方箋では駄目です。

また、既に乱視用コンタクトレンズを持っている方の場合はレンズのパッケージにデータが書いてあるので、見え方に不自由を感じていなければ、そのまま購入することができます。

ちょっと家にエアオプティクス乱視用の在庫がなかったので画像は「デイリーズトーリック」になってしまいましたが、同じメーカーさんのレンズでパッケージもほとんど同じなので、エアオプティクス乱視用だと思ってみてください。

上の画像で説明すると、緑色の部分の中の一番上の書かれている「-5.75」数値が近視度数になります。その左下が乱視度数です。その隣にあるのが軸度です。軸度は10度から180度までしか存在しません。他の乱視用レンズでもそれは同じです。

終わりに

終わりに、本記事で説明に利用のために利用させていただいた「アットレンズ」さんと「エアオプティクス乱視用」の購入ページへのリンクをいくつか貼っておきます。ちなみにお店で「エアオプティクス乱視用」をお店で買おうとすると1箱で4000円近い値段がしますが、「アットレンズ」さんでは1箱2000円程度で購入することができます。

参考リンク