「AOセプト」と「AOセプトクリアケア」って何が違うの?

AOセプトとAOセプトクリアケアは、共に日本アルコン(旧チバビジョン)から発売されているソフトコンタクトレンズ用洗浄液です。

容器のデザインが似ているのでわかりにくいですが、この二つは歴とした別の商品です。
アルコン(当時はチバビジョン)から先に発売されたのが左の「エーオーセプト」で、その後継として発売されたのが右の「エーオーセプト クリアケア」なのです。

共に主成分は過酸化水素水。それを専用のディスポカップに入れることで消毒が始まり、カップの中に入っている中和用ディスクによって過酸化水素水が中和され、6時間後に使えるようになります。それも両者で同じですね。

では、この2製品は具体的に何が違うのでしょう。今回は、従来製品であるAOセプトと改良品であるAOセプトクリアケアの違いについて、書いてみようと思います。

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「AOセプト」と「AOセプトクリアケア」って結局何が違うの?

エーオーセプトクリアケアはエーオーセプトの後継品なので、基本的にエーオーセプトよりも優れたものだと思ってくれて構いません。性能がいい分値段は高くなりますが、目の健康のためだと思えば安い物でしょう。

クリアケアとエーオーセプト。両者の最大の違いは、プルロニックという成分が添加されているかどうかです。このプルロニックというのは、簡単に言ってしまえばうるおい成分ですね。

エーオーセプトに付け置いたレンズよりも、クリアケアに付け置いたレンズの方がうるおいが持続して乾きにくい、ということを謳っているわけですね。

また、クリアケアは、従来品に比べ洗浄力も大幅に強化されてます。そのため、エーオーセプトの頃は必要だった「すすぎ」が不要になりました。消毒開始から六時間後、そのままディスポカップから取り出して装用することができます。

ちなみに、現在主流なのは圧倒的にクリアケアです。まあ、エーオーセプトに比べて洗うのが楽で消毒力が強く、さらにはうるおい成分も付いて来るのだから、ユーザーがそちらに流れるのは当然と言えば当然ですね。

AOセプトは製造中止?

この項目は追記となる部分です。

どうやら、今年3月(2016年3月)にアルコンはAOセプトの製造を中止したそうです。よって、今までAOセプトを利用していた方も、これからは必然的にAOセプトクリアケアへ移行することになります。

参考リンク

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