2ウィークピュアうるおいプラスの通販価格比較・詳細データ

2ウィークピュアうるおいプラス

純国産、UVカット、装用感、価格など、さまざまな魅力を持ったシードの新作。

※このページでは、シードが製造・販売を行っている2ウィークピュアうるおいプラスについての詳細やネット通販の価格比較などを行なっています。

2ウィークピュアうるおいプラスとは?

2ウィークうるおいプラスは、日本のコンタクトレンズメーカーのシードが製造・販売を行っているコンタクトレンズです。

もともと同社から発売されていた2ウィークピュアの改良版で、名前に「うるおい」という文字が追加されている通り、新しくアルギン酸と呼ばれる海藻由来の保湿成分が配合され、乾きへの耐性が強化されています。

汚れを寄せ付けにくい両性イオンのレンズ素材と、目に有害とされている紫外線を大幅にカットくてくれるUVカット機能が付いているのもこの製品の強みですね。

性能以外の点に目を向けると、大きな特徴としては、やはり数少ない完全純国産のコンタクトレンズであるという点が挙げられます。


埼玉県の鴻巣(こうのす)にある株式会社シード鴻巣研究所

シードは2ウィークピュアうるおいプラスをはじめとする「ピュアシリーズ」の他にも「ファインシリーズ」という製品群を展開していますが、こちらは台湾に拠点を置くセントシャインオプティカルという会社にシードが製造を委託している製品なので、完全な純国産ではありません。

完全純国産は「ピュアシリーズ」だけ。2weekの近視・遠視用レンズでは2ウィークピュアうるおいプラスだけ。そういう意味では、けっこうレアな製品と言えるかもしれません。

2ウィークピュアうるおいプラスのネット通販価格比較

メーカーによって製品をネット通販に流通させる基準は大きく異なります。

シードの場合、台湾のメーカーに製造を委託している「ファインシリーズ」はネット通販に広く流通させていますが、純国産の「ピュアシリーズ」に関しては、取り扱えるショップを限定しています。

当サイトで紹介しているネット通販ショップの中には、2ウィークピュアうるおいプラスが買えるショップはありませんでした。

どこなら売っているかな、と思って探して見たところ、Amazonと楽天市場に出店しているいくつかのショップにて販売されていました。

※以下に貼ってあるリンクから、それぞれのサイトでの「2ウィークピュアうるおいプラス」の検索結果に飛ぶことができます。

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楽天市場で「2ウィークピュアうるおいプラス」の最安値をチェック

ざっと見てみた感じでは、楽天市場の方が安い印象ですね。アイシティなどの一般販売店よりも安く買えます。

2ウィークピュアうるおいプラスのデータ

メーカー シード
タイプ 2week
グループ Ⅳ(イオン性高含水)
度数範囲 +0.50~+3.00(0.25step)
±0
-0.50~-6,00(0.25step)
-6.50~-16.00(0.50step)
素材 2-HEMA,MMA,EGDUAなど(非シリコン)
枚数 6枚
含水率 58%
酸素透過係数(Dk) 30
酸素透過値(Dk/L) 33.3
レンズ中心厚(mm) 0.09mm
ベースカーブ(mm) 8.60mm
レンズ直径(mm) 13.8,14.2mm(標準は13.8mm)
UVカット 有り

データからわかること・特徴

  • 度数範囲がかなり広い
  • 透明なのに度数0がある珍しいレンズ
  • 酸素透過性にはあまり期待できない
  • 2種類の直径から選択できる(対応の幅が広い)
  • 目に有害とされる紫外線を大幅カット

2ウィークピュアうるおいプラスの評判

最近のコンタクトレンズ市場を見てみると、やはり酸素透過率の高いシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズが主流なので、非シリコンである2ウィークピュアうるおいプラスっどちらかというとマイナーな部類に入ります。

私が働いている眼科でも「シリコンではなく2ウィークアキュビューが欲しい」という患者さんは来ますが、「2ウィークピュアうるおいプラスが欲しい」という患者さんは滅多に来ませんね。

ただ、マイナーな上に評判が悪いかというとそういうわけではなく、むしろ、他のメーカーの非シリコン2weekと比べると、性能・評判は良い方です。純国産であることの信頼性、すぐれた装用感、UVカット、アルギン酸がもたらす乾きにくさ、求めやすい価格などが評判の理由でしょうか。

特に乾きにくさに関しては、ジョンソンエンドジョンソンの「2ウィークアキュビュー」やアルコン(旧チバビジョン)の「フォーカス2ウィーク」、ボシュロムの「メダリストプラス」などよりは高く評価されている印象があります。

時代の流れとともに知名度・需要は低くなりましたが、ユーザーからの評判自体は下がっていない。そんな製品です。

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医学的観点から

前述した通り、非シリコンの中ではなかなか性能が良い製品です。

ただ、酸素透過率のことを考えると、やはりシリコン素材のレンズにアイテムチェンジしていきたいところではあります。

2weekのシリコンレンズで、価格もそこまで高くなく、なおかつUVカットも付いている製品となると、一番に思いつくのはアキュビューアドバンスでしょうか。

ただ、アキュビューアドバンスを選ぶなら、ネット通販だとあまり価格も変わらない(むしろ安いところもある)、最上級の2weekアキュビューであるアキュビューオアシスを選びたいところ。

価格があまり変わらないのに、アドバンスとオアシス性能面では雲泥の差があります。もちろん、非シリコンである2ウィークピュアうるおいプラスとの差は、圧倒的。

シリコンレンズは素材の性質上、非シリコンレンズに比べ少しだけ付け心地が硬めになりますが、眼にかかる負担はぐっと少なくなります。

興味がある方はぜひ、それぞれのページをチェックしてみてくださいね。

他社2weekとの具体的な数値での比較

他社の代表的な2weekと具体的な数値で比較してみます。

含水率

レンズ名 含水率
2ウィークピュアうるおいプラス 58%
フォーカス2ウィーク 55%
アキュビューアドバンス★ 47%
アキュビューアドバンス★ 38%
2ウィークアクエア 38%


含水率
とは、そのレンズの何パーセントが水分なのかを表す値です。

2ウィークピュアうるおいプラスの含水率は58%。これは全てのレンズの中でも高い部類に入ります。(うるおいプラス、の名は伊達ではないですね)

ただ、勘違いしてほしくないのは、必ずしも「含水率が高い=良い」というわけではないということ。

高含水のレンズは水分を多く含んでいるため装用感が良いですが、もともと水分が少ない低含水のレンズに比べると時間が経った時に乾きを感じやすいという特徴があります。

といった点を踏まえると、装用時間が長い方には、あまりおすすめできないかもしれませんね。後述する酸素透過率の観点から考えても、シリコン性のレンズを選んだ方がいいでしょう。

酸素透過率

レンズ名 酸素透過率
アキュビューオアシス★ 147Dk/L
アキュビューアドバンス★ 85Dk/L
2ウィークアキュビュー 38Dk/L
2ウィークアクエア 33.3Dk/L
2ウィークピュアうるおいプラス 33Dk/L

(★星が付いているものはシリコン製のレンズです)

酸素透過率とは、そのレンズがどれだけ酸素を良く通すかを表す指標です。数字が大きくなればなるほど酸素をよく通し、健康的、ということになります。

こうして並べてみると2ウィークピュアは酸素透過率がかなり低めに見えますが、非シリコンレンズの中では標準的な値です。表には入れませんでしたが、より酸素透過率が低い2weekも普通にあります。

ただ、シリコンレンズと比べた場合には、低いと言わざるを得ませんね。毎日10時間近くコンタクトレンズを付ける方は、可能な限り、シリコンレンズに移行するか、装用時間の短縮をはかりたいところですね。眼の健康のために。

管理人おすすめの、アキュビューアドバンス、オアシスをチェックする、という方はこちら。

他にも優れた2weekはたくさんあります。

「いやいや私は2ウィークピュアうるおいプラスじゃないとダメなんだ」という方は、以下のボタンから最安値をチェックしにいきましょう。

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