主流な2weekの中では最高クラスの酸素透過性。
シリコンなのに柔らかく、その上乾きにくい、ハイスペックなコンタクトレンズです。
※このページでは、クーパービジョンから出ている2week「バイオフィニティ」についての情報提供やネット通販の価格比較などを行なっています。
バイオフィニティとは?
世界のコンタクトレンズ市場シェア第3位のメーカー、クーパービジョンが製造・販売を行っている2weekです。クーパービジョンを代表する製品の1つですね。
独自のシリコーンハイドロゲルにより獲得した全2week中トップクラスの酸素透過率や抜群のうるおい感は他の製品を圧倒します。
普通、このように優れた性能を持つシリコンレンズは付け心地が硬くなりがちなのですが、高めに設定された含水率とクーパービジョンが独自開発した素材がその弱点を補い、むしろシリコンの2weekで一番と言っても過言でないレベルの柔らかさを実現させています。
ワンデーアキュビューオアシスなどと違いUVカットが入っていなかったり、表面がツルツルしているためやや取り扱いづらいなどといった弱みもありますが、それらを加味しても、バイオフィニティは全2week史上最高クラスの製品であると言えるでしょう。
バイオフィニティのデータ
メーカー | クーパービジョン |
タイプ | 2week |
素材 | シリコーンハイドロゲル |
枚数 | 6枚 |
含水率 | 48% |
酸素透過係数(Dk) | 128 |
酸素透過値(Dk/L) | 160 |
レンズ中心厚(mm) | 0.08 |
ベースカーブ(mm) | 8.60 |
レンズ直径(mm) | 14.0 |
UVカット | 無し |
バイオフィニティの魅力
日本でも徐々に知名度を上げ、今では国内シェア第2位まで上り詰めたクーパービジョン。その知名度上昇に大きく貢献したのがこのバイオフィニティです。
バイオフィニティの強みにはさまざまなものがありますが、主なものは以下の3点でしょう。
2week屈指の高い酸素透過率
バイオフィニティの酸素透過率は、全2week中第2位の160Dk/L。装用していてもほとんど裸眼に近い酸素供給度を維持することができるため、眼への負担を最小限に抑えることができます。
全2week中第2位と言われると1位の製品が気になるところですが、1位のメニコン2weekプレミオは知名度・使用率共に中の中程度の製品。酸素透過率はバイオフィニティを1Dk/Lだけ上回る161Dk/Lですが、バイオフィニティと違いシリコン特有の硬さがモロに出てしまっているため、使う人を選ぶ製品になってしまっているのです。
なぜバイオフィニティとメニコン2weekプレミオにここまでの差が出たのか。それは単純にクーパービジョンと日本のメニコンの技術レベルの差なのでしょうが(実際、日本のコンタクトレンズ製造技術は欧米に10年遅れていると言われているくらいです)、それでは説明としてちょっと雑なため、下の項目でもう少し掘り下げてみたいと思います。
優れた装用感(付け心地)
正直、眼科にコンタクトレンズを求めてやってくる患者さんのほとんどは、酸素透過率にあまり重きをおいていません。皆さんが何を基準にコンタクトレンズを選ぶのかと言えば、それはやっぱり装用感(付け心地)。もちろん他の要素を重視される方もいますが、ほとんどの場合ファーストインプレッションがレンズの良し悪しを選ぶ基準になっています。
しかし、眼への負担が少ないシリコンの製品は全体的に硬めです。最近は柔らかいものも増えてきていますが、中にはどうしてもシリコンが合わない、付けられないという方がいます。
しかし、そういった方にバイオフィニティを試してもらうと「あ、これならいけるかも」「他のと全然違う」という結果になり処方に至るケースは非常に多いです。
バイオフィニティの装用感の良さの秘訣は、シリコンレンズにしては高めに設定された含水率と、レンズに使用されている独自の素材。他のシリコンレンズと付け比べてみれば、その違いは歴然です。
乾きへの高い耐性と、持続するうるおい感
バイオフィニティは酸素透過性にも装用感にも優れたコンタクトレンズですが、乾きにくさの評判もとても高いです。
バイオフィニティに使われているシリコーンハイドロゲルは、クーパービジョンが独自に開発した「ナチュラルウェッタブルシリコーンハイドロゲル」。
何でもこのナチュラルウェッタブルシリコーンハイドロゲル、クーパービジョンの独自調査では、既存のシリコーンハイドロゲルの5倍の乾きにくさを実現したのだとか。
……まあ、さすがに5倍は誇張のような気もしますが、実際、かなり乾きにくいレンズであることは確かなので、興味がある方は一度試してみることをおすすめします。
バイオフィニティのネット通販価格比較
クーパービジョンは自社製品の取り扱い対する規制が厳しく、日本のネット通販には自社製品を流通させていません。ネット通販を利用して購入する場合には、海外に拠点を置くネット通販ショップを利用することになります。
日本の一般販売店で販売されているものも海外のショップで販売されているものも中身は海外の工場で作られたものですが、どうしても日本版パッケージがいいという方は一般販売店で購入した方が良いでしょう。
処方箋不要で購入したい、一般販売店で買うより安く購入したいという方は、以下の表を参考にしてください。
ショップ | レンズモード![]() ![]() |
ベストレンズ![]() ![]() |
きらら![]() ![]() |
レンズクラス![]() ![]() |
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特徴 | 海外に拠点を置く老舗の輸入代行ショップ。送料や届くまでの時間がかかるのがネックですが品揃えは他を圧倒します。 | 海外に拠点を置くショップ。品揃えは普通ですが、1箱の購入からでも送料が無料になるのが魅力的です。 | 神奈川県に拠点を置く老舗ショップ。品揃えが豊富で、ハードコンタクトも取扱っています。全品国内正規品です。 | 国内正規品を取扱っているため安全!国内店舗なのでお届けが早く、まとめ買いで送料無料になります。アットスタイルからレンズクラスに名前が変わりました。 |
価格1箱 (6枚) |
最安値 2,080円 |
2,640円 | - | - |
価格6箱 (36枚) |
最安値 13,980円 (送料込み) |
15,840円 (送料込み) |
- | - |
送料 | 800円~ | 送料無料 | 540円~ 対象商品送料無料 |
全国一律450円 まとめ買いで無料! |
発送場所 | 海外 | 海外 | 国内 | 国内 |
処方箋 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
備考 | バイオフィニティを買うならレンズモードがオススメ。サイト内の「商品をブランドで探す」からクーパービジョンを選ぶとすぐ見つかります。 | ベストレンズでバイオフィニティを買うなら「お得なまとめ買い」がオススメ。日本国内どこでも配送料が無料になります。 | バイオフィニティの取り扱いはありません。 | バイオフィニティの取り扱いはありません。 |
ショップ 詳細ページ |
詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
ショップ ページ |
ショップへ行く![]() |
ショップへ行く![]() |
ショップへ行く![]() |
ショップへ行く![]() |
バイオフィニティはレンズモード、グッドレンズ、ベストレンズ、セブンレンズで取り扱いがありますが、レンズモードが安いですね。
ただ、送料の関係上、単品で買う場合はグッドレンズの方が安いです。まとめ買いと単品買いで利用するショップを上手く使い分けていきたいですね。
各ショップの購入ページへ直接飛びたい方は以下のリンクから飛ぶことができます。
レンズモードでのバイオフィニティ購入に際して
レンズモードでは、バイオフィニティは2weekではなく1monthとして販売されています。中身は日本で流通しているものとまったく同じですが、レンズモードが拠点を置くシンガポールでは1monthとして流通しているため、そちらの基準に合わせて販売されています。
そもそも、バイオフィニティは1monthとして製造された製品です。日本で2weekとして出回っているのは、クーパービジョンの日本法人であるクーパービジョン・ジャパンが独自の基準で2weekとして流通させたからです。日本以外にほとんどの国において、バイオフィニティは1monthのコンタクトレンズとして取り扱われています。
なぜ、日本だけはバイオフィニティが2weekとして取り扱われているのか。これについてはメーカーも明確な答えを出していないので推測に頼るしかありませんが、日本では1monthがあまりメジャーではないことと、1monthより2weekの方が多く消費してもらえるので利益を得やすいなどといったこと挙げられそうです。どちらも商業的な理由ですね。
当サイトでは念のため、クーパービジョン・ジャパンの基準に乗っ取って2weekとして使用することをお勧めしていますが、本来の意図としては、1month用として使っても問題はないようです。1monthとして利用する場合は自己責任で。ただ、眼の健康を考えるのであれば、1枚のコンタクトレンズを使う日数は短ければ短いほどいいでしょう。